谷口明志展「imaginary space」

2024年3月12日|火| ― 3月24日|日| ※会期中無休

「imaginary space(想像上の空間)」


想像力によって

線が、現実空間と絵画空間を連結し二つの次元を往来する

平面絵画の中の線をアルミ線へと連結して立体として現実空間へと引き出し、また平面絵画の中に戻していく作業を繰り返す作品を展示いたします。

絵画は具象・抽象を問わず、小さな画面でも広大な空間を表現可能です。

理屈では、画面からとびだした線は絵画空間に戻るとどこまでも深く広く入り込むことが可能ということになりますが、実際のところどうなるかは鑑賞者の観察と想像力が決定します。

鑑賞空間についてどう捉えるかは自由です。

子供・大人・犬・昆虫まで、同じ世界にいながら、別の認識で世界を見ているように、今、この場でも一人一人別の認識で多様な空間が存在するのだと思います。個人個人の見方と考え方で作品の空間を解釈してください。空間は感じないという選択肢もあるかも知れません。

例えば、気分・想像力・経験だけでなく展示環境・スポットライト・外光のあるなし・視点移動・などの外的要因も作用すると思います。


作品の上下左右について

机上に置いたり、抱え込んだ状態で制作した作品が多く、方向性に強いこだわりがありません。本展でも展示環境を見ながら決定しています。



【谷口明志展「imaginary space」】

〇会期

2024年3月12日|火| ― 3月24日|日| ※会期中無休

〇営業時間

火曜日ー土曜日:10:30-20:00〈ラストオーダー19:30〉

日曜日&月曜日:10:30-19:30〈ラストオーダー19:00〉

〇会場

TO OV cafe / gallery

ト・オン・カフェ/ギャラリー

札幌市中央区南9条西3丁目2-1マジソンハイツ1階

(地下鉄「中島公園駅」より徒歩1.5分)

お問い合わせ 011-299-6380